
「レーザー光線を目にあててしまって大丈夫なの?」と思われる方は多いと思います。
レーザーといっても、近視・遠視・乱視などの矯正手術で使うのは「エキシマレーザー」という
特殊なレーザーでそのエネルギーは角膜の分子をはじき飛ばすことで失われます。
ですからエキシマレーザーは網膜などの角膜以外の部位にはまったく影響を与える心配がありません。
コンピューターで制御されているため、微妙な調整を正確に行う事ができます。
角膜をマイクロメートル(1ミリの1000分の1)の単位で調整し正確にレーシック手術を
することができます。
現在のレーシックはエキシマレーザーと精密なコンピューターが組み合わさって眼科医療として
認められるようになりました。
レーシック大国のアメリカでは2000年以降、1年間に約100万件以上の人がレーシックを
受けています。エキシマレーザーが近視手術に使われるようになって十数年。これだけ多くの人が
LASIK治療を受けていますが、これまでにエキシマレーザーの性質自体が目に悪影響を与えている
という報告はありません。
「遠い将来、失明してしまうのではないか?」という人もいますがレーザーでの視力回復手術から
20年〜30年以上のデータがないので、100%安全だとは言い切れません。
しかし、全世界の全世界のレーシック専門医が「安全である」という認識でレーシック治療に取り
組んでいます。実際にレーザー手術を手がける医師を含めて、この治療を受けています。
メスで切るタイプの手術はRK(Radial Kerafony)と呼ばれている。
(RKの手術は角膜に放射線状の切れ込み入れる事で角膜の中央部の形を変えて近視を
矯正する手術です。
矯正する近視などの度の調整は切れ込みの線の数や深さの加減で行っており、担当医の
経験や勘に頼るもので精度が十分高いとは言えませんでした。
また角膜への切れ込みの深さが角膜の厚さの90%以上であるため、術後の角膜の強度が
低下するという欠点があります。
たとえば気圧の異なる場所(高所や水中)に行くと視力が変化してしまいます。
また日内変動といって一日の間でも視力は変化します。
もちろん、RKにより良好な視力が得られた方もいらっしゃいます。
しかし、RKの安全性や精度の上で十分といえないため、日本の眼科医はRKには
積極的に取り組みませんでした。
このような背景からRKを日本でおこなっていたのは主に眼科医以外の医師でした。
失敗・術後合併症等のリスクが存在する。
レーシックの安全性は格段に向上しているがあらゆる手術にリスクは付き物。
受けなくてもメガネやコンタクトレンズで視力の出せる目に施すレーシックは、
他の手術と同様にリスクが全くないわけではない。
眼の病気や不安がある人は手術前に入念にレーシック専門の医院に相談してください。
安全とはいえ、まだ歴史が浅いため、長期に渡る安全性が確立されていない。
術後角膜に微細な傷痕が残る。他人から見る分には全く分からない傷痕だが、
これにより次のような症状が出ることがある。
角膜の傷によって光線が撹乱され、網膜像のコントラストが低下する。
視力検査は白地に黒い指標という最大限にコントラストの高い条件で行なわれるので
網膜像のコントラストが多少低下しても視力の数字には影響しないが、日常生活では視力検査よりコントラストの低いものを見ることが多いので、本人の感じる「見やすさ」には影響する。
レーシックの手術後、一過的または継続的にハロ・グレアが出現する。
レーシックによって得られる矯正視力は、メガネやコンタクトレンズによって得られていた矯正視力を下回ることはあっても上回ることはことは無い。
表面上メガネやコンタクトレンズより良い視力が得られたように見える場合もあるが、それは手術前にメガネやコンタクトレンズの度数を抑え気味にして矯正視力をあえてあまり出していなかったことによる。レーシックを受けなくてもメガネやコンタクトレンズの度を強くすれば同じかそれ以上の視力が出せたはずである。メガネで視力が出にくいほど強い近視には、角膜を削る量が多くなりすぎるため、レーシックは適さない。
ドライアイになることがある。
眼圧が術後実際の値よりも過小評価される(手術前よりも低い値になる)ため、眼圧検査時はレーシックを受けたことを申告する必要がある。
良い視力を求めて角膜を削り過ぎると遠視になり、これを再度修正することは困難である。軽度の遠視ならば視力は良好だが、近くが見にくくなることがある。この問題を回避するために矯正を控えめにすると今度は近視が残る可能性が高まる。
角膜中心部の曲率しか変わらないので、夜間瞳孔が開くと角膜周辺部の術前と変わらぬ曲率をもつ部分を通った光線が網膜に到達するようになり、二重像を生じることがある。特に瞳孔の大きい者の症状が強い。
白内障手術の際、眼内レンズの度数ずれをおこすことがある。
フラップは時間の経過とともに安全な強度に近づくが、完全に元には戻らない。強い外圧がかかるとごくまれにフラップがずれる場合がある。このため格闘技の選手などには向かない。 トップへ戻る